看護師
NURSE仕事内容
01診療補助①
バイタル測定や血液検査、膀胱留置カテーテル交換、PT-INRチェック、心電図検査、ホルター心電図(24時間心電図)の装着、胃瘻交換介助、心エコー、腹部エコー検査の介助などの医療行為を行っています。
02診療補助②
医師より先に診療先へ到着し、施設看護師やスタッフから情報収集を行います。前日までの事前情報以外に追加情報はないかを確認し、臨時で診察する患者様がいる場合には、その方の状況を確認して医師に伝えられるようにします。また、診療中は医師に診療同行するため、看護師単独で行う処置は診療前もしくは診療後に行います。
03薬局との連携
施設の訪問診療では担当する訪問薬剤師に診療に同行してもらっています。
薬剤師の先生からはその場で適正な薬剤アドバイスをもらったり、処方日数や追加処方の確認、修正などのやり取りをしています。
04各種連絡、依頼、事前準備
在宅酸素療法(HOT)が必要な患者様への酸素濃縮装置、酸素ボンベの手配、点滴が開始になる患者様への点滴物品の準備・支給、介入してくれる訪問看護ステーションの選定と依頼を行います。また、病院受診が必要となった患者様への病院選定や予約、各種ワクチン(インフルエンザやCOVID-19)接種の準備・実施、定期健康診断を希望された方の準備・実施など、さまざまな業務を行っています。
05その他
電子カルテの作成や内容整理、新規介入する施設の情報整理、診療施設からの事前情報の確認、FAXで届く各種書類の整理、各種物品の整理と発注、施設スタッフやケアマネジャー、訪問看護師、訪問薬剤師など多職種からの電話対応、ご家族からの電話対応、外来診療の準備、介助など行っています。
一日の流れ
SCHEDULE診療同行
勤務時間 9:00~17:00
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- 8:40
- 8:40
出勤
クリニックに出勤してタイムカードを打刻します。
前日に準備した診療バッグや物品に不足がないか最終確認してから、社用車を運転して診療先へ向かいます。朝の渋滞も考えて少し早めに出発します。
診療先では、医師の診療に同行し、診療補助や患者様の全身状態の確認、医療処置・介助を行っています。
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- 11:00~12:00
- 11:00~12:00
クリニックに戻り事務処理
クリニックへ戻り、午前中に訪問した診療先の情報処理を行います。カルテの補足入力、関係する他職種への連絡、医療事務への書類提出、検体の提出などを行います。そのあと午後の診療準備を行います。
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- 12:00~13:00
- 12:00~13:00
昼休憩
昼休憩は基本的にクリニックで休憩をとっています。2階に面談室兼休憩スペースがありますので、各自テレビを見たり、自分の携帯でサブスクを見たりして自由に過ごしています。
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- 13:00~15:30
- 13:00~15:30
診療同行
クリニックから診療先へ向かいます。午前中と同様、診療同行を行います。
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- 16:00~17:00
- 16:00~17:00
クリニックに戻り事務処理
クリニックへ戻り、午後に訪問した診療先の情報・書類処理を行います。また午前中にやり残した書類整理なども行います。そのあと明日の準備などを行います。
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- 17:00
- 17:00
帰宅
タイムカードを打刻して退勤します。皆さん定時を目指して業務を終わらせています。
緊急の処理がない限りは定時に帰ることができています。
クリニック待機
勤務時間 9:00~17:00
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- 9:00
- 9:00
出勤
クリニックに出勤してタイムカードを打刻します。
環境整備から一日は始まります。30分ほど環境整備に徹してから業務を開始します。
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- 9:30~12:00
- 9:30~12:00
書類の整理、電子カルテの作成など
書類の整理やファイリング、電子カルテの作成、血液検査の準備、電話対応、外来対応、病院受診予約などを行います。また、診療同行している看護師のフォロー(病院受診の手配や酸素濃縮装置の手配、点滴の準備・支給・実施、指示書の作成など)も行います。
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- 12:00~13:00
- 12:00~13:00
昼休憩
電話対応を考慮し、クリニックにいる他の職員と相談して交代で休憩をとります。
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- 13:00~17:00
- 13:00~17:00
クリニック内での業務
午前中と同様にクリニック内での業務を行います。
臨時出動することもあります(点滴物品の支給や膀胱留置カテーテルの交換など)。
外来予約がある日は外来対応も行います。
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- 17:00
- 17:00
帰宅
タイムカードを打刻して退勤します。
社用車について
医師・看護師の診療先への移動は、社用車を利用して各自での移動となります。
ETCカード、ガソリンカードも貸与させていただきます。
インタビュー
INTERVIEW看護師
2021年4月入職
- これまでのキャリアを教えてください。
- 3次救急病院の外科病棟で3年間働き、その後1年間老人ホームで看護業務をしてからこちらへ入職しました。
- 名古屋天白クリニックに入職したきっかけを教えてください。
- 学生時代の恩師が訪問看護師出身で、いつかは在宅医療の分野に入りたいと思っていました。老人ホームで働いていた時に往診に来ていたクリニックを見て、在宅医療の仕事にはこんな仕事もあるんだなと訪問診療に興味を持ち入職しました。
- 仕事内容を教えてください。
- 先生と共に診療先の施設や自宅に伺い、診療補助や血液検査や膀胱留置カテーテルの交換、胃瘻交換介助などの医療処置を行っています。
その他には、訪問看護ステーションの看護師や訪問薬剤師などの多職種とのやり取り、病院受診の予約、電子カルテの整理などを行っています。
- 職場の雰囲気を教えてください。
- とてもいいです。先生が優しくレスポンスも早いので、相談しやすく、的確なアドバイスをしてくれます。
また、訪問診療の知識がまったくなかった私に対しても、先輩看護師が丁寧にわかりやすく指導してくれて、手厚いフォローもあり働きやすい環境です。あとは、先生も含めて皆さん定時に向けて帰られるので、帰りやすく、仕事とプライベートの両立がとてもしやすいです。
- 働く上でどんな人柄やスキルが必要ですか?
- 患者様だけではなく施設スタッフや訪問看護師など、さまざまな人と対面や電話でやり取りをするため、話すのが苦手な人だと仕事が嫌になるかもしれません(笑)。コミュニケーションを取ることは緊張しますが、話しやすい環境を作るために、明るく笑顔で接することを意識しています。そうすることで、自然と緊張がほぐれてコミュニケーションがとりやすくなります。また相手を敬う気持ちも大事です。患者様は高齢の方が多く、今までの人生の中でさまざまなことを経験してきた方々です。確かに医療においては「患者様」という立場ですが、「人生の先輩」として関わるように気を付けています。
- 名古屋天白クリニックの強みや魅力は何だと思いますか?
- アットホームな職場環境です。業務スペースは各個人で区切られていて、周りが見えないところも私にとっては仕事に集中できていいです。
施設や訪問看護師・薬局などからの相談についても、先生からのレスポンスが早いため、すぐに対応することができています。基本的には夜間・休日は先生がファーストコール対応をしてくれるので、「先生と直接やり取りができる」というのは強みだと思います。また、有給に関しても看護師同士で相談するので、わりと希望通りに取ることができます。
- 仕事での失敗談などありますか? その後どう乗り越えていきましたか?
- 診療後、クリニックに戻ってから処方箋を薬局へFAXしていた施設があり、その処理を忘れてしまった時がありました。先輩看護師がフォローしてくれましたが、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。同じミスをしないように先輩看護師やその他のスタッフにアドバイスをもらって、チェック表を作ることで現在は忘れることなく対応することができています。
ミスをした際に「そのミスが起こらないためにどう行動して改善していくか」を職場のスタッフ全員で話し合える環境があることに感謝しています。
- これから入職される方にメッセージがあればお願いします。
- 医療を通して、患者様が自宅や施設で自分らしく生活できるよう関われることに、とてもやりがいを感じています。また、患者様だけではなく多職種の方と関わることで、在宅医療の知識をたくさん吸収し、看護師として成長できるクリニックだと思っています。
診療中は忙しいですが、それ以外の時間は患者様との時間も取れるので、医療に対する情報収集だけでなく、患者様の昔の話や趣味など聞けるのはとても楽しみでもあります。
自分のペースで働くことができ、仕事とプライベートのオンオフがしやすい職場環境です。患者様とより近い関係性を築けるので、興味がある方ぜひ一緒に働きましょう。